VMFA-451
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海兵隊第451戦闘機中隊は、その前身が1943年にカルフォフニア州のモハーベで誕生している。当時VMF-451と名付けられたこの飛行隊はニックネームが”ブルーデビルス”だった為、スコードロンカラは青。日本軍にもそのタフな事で恐れられたF4U-1コルセア戦闘機を擁して、USSバンカーヒルで太平洋戦線に向かう。この時の空母バンカーヒルの3個戦闘機中隊は全てF4U-1コルセアで統一された”ウルフギャング”と呼ばれた強力部隊だった。彼らは日本の九州地方を急襲するなど大暴れしたが、ご存知の通りバンカーヒルは、日本の菊水隊の特別攻撃を受け、沈没寸前の被害を受けたので、同隊も甲板/格納庫で壊滅的損害を受けて、終戦の1945年に解体されている。1946年に再結成され予備役部隊として存在していたが、1951年現役部隊として復活、1954年にジェット戦闘機のFLフューリーを受領した際に、現在のニックネーム”ウォーローズ”を採用した。本拠地は当時エルトロで、ここで新型のF8U-2クルセイダー戦闘機に更新、1962年には日本の厚木基地に展開した事もあった。F-4Jファントムに更新したのは1968年で、この時にVMFA-451と改名、本拠地もノースカロライナ州のビューフォートへ移動した。
↑ 1975年7月カルフォルニア州ミラマー海軍基地で撮影されたVMFA-451のF-4J/VM-10。軍用機とは思えないデザイン残ったマーキングで、海兵隊航空部隊の中でデザインの優秀性はトップクラスである。しかしこのマーキングで飛行した期間は長くは無かった。
創隊当初の初期マーキングとされるVMFA-451のF-4J。尾翼の5つ星のシェブロンと側面に5つの星が入った帯が入っていた。胴体の帯は海軍機ではよく見られたが、海兵隊機では同隊とVMFA-323以外殆ど見られないものだった。F-4J/VM-13/Bu.No.155528
↑ 1976年7月ビューフォート海兵隊基地で撮影されたVMFA-451のF-4J。胴体には"1776-1976"とトリコロールで書かれており、この年がアメリカ建国200周年に当たる記念マーキングである事が判る。レードームまでマリンブルーに塗るなど派手すぎる出で立ちだ。この時期同飛行隊は、空母フォレスタルに搭載されて訓練航海に出ており、テールコードはVMではなく、CVW-17の所属を示す"AA"が使われた。しかし、予定されていた地中海方面の航海は中止された。
Wings
↑1977年1月 バージニア州オシアナ海軍基地で撮影されたVMFA-451のF-4J/VM-206は、テールコードは艦載運用を示すCVW-17(AA)と書かれているが、艦名は無い。1960年代後半から1980年までの間、CVW-17は、USSフォレスタルに搭載されており、戦闘機部隊は海軍のVF-11/VF-74のペアが載っていたが、VF-74の代わりとして海兵隊からVMFA-531/451/115等が交代で応援に出ていた。機首が通常の塗装に戻っているのが判る。
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↑ 次ページのイラストで再現した新マーキングに混じって1977年まで、このシェブロンの塗装は残った様である。一時的に機首のModexは、斜文字を使っていた。本機"VM-9"は、シェブロンも帯も白い枠付きである。部隊番号"VMFA-451"の記載位置が他の飛行隊に比べ胴体後方であるのも特徴。F-4J/VM-9/Bu.No.155525