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VMFA-323は、海兵隊航空部隊の中で空母に搭載されて運用される飛行隊の一つである。基本的に海兵隊は海軍との一体運用が出来るように訓練が行われているが、空母での運用については陸上運用とは違った特殊な技能を有する為、全ての海兵隊戦闘機部隊が空母運用できる訳ではない。空母運用に常用される部隊の伝統も影響しているが、限られた飛行隊が定期的に空母での運用資格を得て、海軍のCVW(空母航空団)に組み込まれて運用される。VMFA-115/312/314等が該当するが、同隊も空母での運用実績には長い歴史を持つ。当項では日本に寄港した空母での彼らの様子をお届けしたい。(2026年3月 記)
↑ 2009年に出現したフルカラーの司令官指定機WS-200。F/A-18C Bu.No.164698。ビューアルナンバー以外は黄色とブラウンのガラガラ蛇カラーで機体をまとめた。尾翼に新スタイルのガラガラヘビ。背中のモヒカンラインには、部隊ナンバーに沿って 3・2・3とダイヤモンドが並んでいる。国籍マークもこの2色で統一したほかMARINEの文字も斜文字。空母ステニス搭載時は、ラダーのテールレターが「NG」になっていた。
VMFA-323"Death Rattrers" made two additional WesPac deployments
aboard the USS Constellation, from April to October 1997 and again from
June to December 1999.And theirs boarded the USS Constellation for a 6
month cruise.from late 2002 again.
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FA-18C/NG-200/Bu.No.164698
FA-18C/NE-401/Bu.No.164722
↑ USSコンステレーションは、1993年からそれまでのCVW-9(NG)からCVW-2(NE)に空母航空団を変え、1999年6月から12月までの西太平洋方面の航海は5度目に当たる。この後2001年と2003年の航海をもって同空母は退役した。
FA-18C/NE-204/Bu.No.164727
FA-18C/NE-202/Bu.No.164724
↑ 恐らくWhite Bearさんが佐世保まで行かれて、一番の狙い目の一つがVMFA-323の司令官指定機"NG-200"であったものと想像する。左手に並ぶのは、恐らくVFA-147のFA-18C/”NG-400”だと思うが、この部隊はご存知のと通り、今はF-35Cに更新され岩国基地を拠点にしている飛行隊である。
↑ 少しレンズを広げて撮影されたWhite Bearさんの作品となるが、どうもE-2D以外は色気が無いように感じる。現在のCVW-5も同じような基準でマーキングが統一されているが、CAG機に派手な塗装を施された時期と比べちょっと淋しい。
↑ White Bearさんは、2009年3月佐世保に寄港した原子力空母ジョン・C・ステニスを追って撮影に行かれた。前日まで晴天であったが、到着当日は生憎の雨にやられてしまったそうである。USSニミッツ級原子力空母の7番艦である同艦は2007年からCVW-9(NG)を搭載するようになっていた。
FA-18C/NE-214/Bu.No.164696
↑ 2007年3月より空母ジョン・C ステニスと強襲揚陸艦ボノム・リチャードなど9隻の艦隊が、ホルムズ海峡を経てアラビア湾に入り イランなどを牽制した際 空母に搭載されてこの区域での監視活動をしたのが、VMFA-323だった。派遣早々に1機が事故で失われたが、パイロットは救助されている。この時期の司令官指定機NG-200のマーキングは、従来よりもダイヤモンドの入った茶帯が1本多く書き込まれていた。Bu.No.は不明。
(1999)
FA-18C/NE-401/Bu.No.164700
↑ 2009年にWhite bearさんが佐世保でステニスを撮影されてから2年後の2011年4月佐世保軍港にはUSSロナルド・レーガンが寄港し、再び撮影に行かれたそうである。羨ましい事に艦上には艦載機が満載状態。空母航空団はCVW-14(NK)であるが、2年前と同じくVFA-147の機体も見える。但し機体はFA-18Eに更新されているようである。
FA-18C/NE-401/Bu.No.164727
↑空母レーガン上のVMFA-323のFA-18C。再びオールグレーのロ-ビジスキームが徹底された塗装であるが、どうやら海軍機全て同じようになっているようだ。艦上にはA-7E時代に厚木/嘉手納にも良く飛来したVFA-146"Blue
diamonds"の姿もある。
↑ 司令官指定機以外の機体も尾翼のラインだけはフルカラーである。燃料タンクには上のイラストで再現したとぐろを巻いたガラガラヘビのマークが入っている。
↑ 横須賀での空母公開では朝早くから並ばないと中々甲板まで辿り着く事が出来ないが、午前中は光線の具合が悪く、大方の機体が逆光となった。甲板で午後まで粘る事が出来ればよかったのであるが、人が多く長居が出来る状態ではなかったのと、6月の蒸し暑さに体力負けしてしまった。空母を降りてから、昇降機の後方に尾翼を見せるVMFA-323のFA-18CとVAQ-130のEA-6Bを名残惜しく撮影した。
FA-18C/NE-210/Bu.No.164372
↑ 1999年6月久々に横須賀港に寄港したUSSコンステレーションは、日曜日に空母甲板を一般公開した。艦上にはF-14Aを有するVF-2や海軍のVFA-137など艦上戦闘機の中に海兵隊のVMFA-323のFA-18Cが並んでいた。
FA-18C/NE-200/Bu.No.164721