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VS-35と言う部隊は1961年の最初の飛行隊から、設立と解散を繰り返し、最後にVS-35を名乗った飛行隊が、1991年4月に生まれている。このVS-35"Blue
Wolves"はVS-35と冠した4番目の飛行隊であったそうだ。1991年10月から当時最新鋭の原子力空母カールビンソンに搭載されて、CVW-14(NK)の傘下に入っている。丁度湾岸戦争が終了し、イラク南部の空域に飛行禁止エリアを設けた時期で、そこの監視業務を空母航空団も受持っていた。VS-35は1992年にS-3Bに更新し、1994年2月からUSSカールビンソンと共に湾岸水域に入ってこの空域の監視業務を行った。VS-35も参加したこの作戦名はオペレーションサザンウォッチと呼ばれていた。2002年からVS-35は、USSエイブラハム・リンカーンに搭載され、再びアラビア湾へ向かう。目的はイラクのフセイン政権を倒すためのイラク自由作戦を支援する為で1993年までこの地域で活動している。帰国後2004年5月からはUSSジョン・C・ステニスに移動しているが、翌2005年3月に部隊は解散した。
S-3B/NK-700/Bu.No.160161
2004年8月21日 White Bearさんが佐世保港で撮影したアメリカ海軍原子力空母USS ステニス艦上のS-3B/BU.No.160161
White Bearさんの情報に依れば、入港の前の8月10日にVS-35所属の別の機体が北硫黄島でクラッシュして失われたようで、その機体は私が厚木で初めて撮影したS-3A/Bu.No.160567だったそうだ(1977年撮影時はVS-21所属)。亡くなられた乗員のご冥福を祈りたい。VS-35のS-3Bは、この2年前である2002年8月にもCVN-72
アブラハム・リンカーンに搭載されて佐世保港に寄港しており、この時も甲板上にはNK-700が積まれていたそうであるが、うまく撮影できなかったとの事。なおNK-700のシリアルナンバーは、2004年と2002年では異なっており、マーキングは同じでも機体は別機であったようだ。
S-3B/NK-701/Bu.No.160133