アメリカが中ソとの厳しい対立の最中にあった1960年6月1日に創設された比較的新しい艦載対潜哨戒飛行隊で、創設と共にS2F-1トラッカーを装備している。世界各地で共産党政権によるドミノ現象が起きており、南ベトナムも北の脅威を受けアメリカの介入が始まろうとしており、一方1960年は中ソの間の対立も始まっており、世界情勢は混とんとしていた。そんな中アメリカ海軍は、特にソ連の弾道ミサイル/攻撃型原子力潜水艦等の増勢や各地に派遣されるアメリカ海軍艦艇に対する潜水艦の脅威に対し、一気に12個もの空母搭載型の対潜哨戒飛行隊を創設したのである。この時に創設されたVS-28は、VS-31と共に対潜専用空母に大量に改造されたエセックス級空母の一隻であったUSSワプス(CVS-18)に搭載されてキューバ危機など5回もの実戦航海に赴いている。1963年に部隊はS-2Eトラッカー対潜哨戒機に更新し、1971年にはUSSサラトガの搭載され、従来のCVSでの運用からCVでの攻撃機部隊との相互運用を行う新しい編成に参加した最初の部隊となっている。飛行隊は1974年1月にS-3Aに更新された。S-3AではUSSアメリカ→USSインディペンデンス→USSフォレスタルと搭載艦がかわり、1990年にS-3Bに更新したがその後直ぐに部隊解散となっている。よってB型バイキングの写真はほとんど残っていない。(2026年2月 記)
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↑ 1977年5月ドビンス空軍基地の航空ショーに展示されたVS-28のS-3A/AE-603。最初の配属となった第3空母航空団(CVW-3)は、空母アメリカへ搭載されていたので、艦名と"AE"のテールコードが書かれるようになった。
↑ 1975年8月に当時のミラマー海軍基地(現ミラマー海兵隊基地)で撮影されたVS-28のS-3A/Bu.No.159731。テールコードが入っていないのは、まだ所属CVWが決まっていなかった為と思われる。S-2E時代は「八ッカース」と言う部隊名だったが、S-3Aに更新時「ギャンブラーズ」に変っている。
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