↑ 1979年10月セシルフィールド海軍基地に駐機するVS-22のS-3A/AC-711。尾翼にバイキングのマスコットが貼られている。
VS-22の起源となる飛行隊は諸説があるようだが、1945年にNASブラウンズウィックで雷撃隊として創設された部隊が、後にノーフォーク海軍基地で対潜飛行隊VS-22に生まれ変わったものと言う説と1960年にNASロードアイランドで創設されたVS-22が起源だと言う説である。両飛行隊共にチェックメイツというニックネイムを持っていた。まぁどちらが起源でもよいのであるが、S-3Aを運用したVS-22は、大西洋方面で初のS-3バイキング飛行隊として1974年からジェット化を進めてきた飛行隊である。最初に空母USSサラトガで運用され、1980年までの間4度の航海に出ている。1980年に空母サラトガが長期ドック入りした際に、CVW-3と共にUSSジョン・F・ケネディーに搭載され、この後にS-3Bに機種転換も行った。空母ジョン・F・ケネディでは7回も航海に出ており、特に1990年~1991のイラク戦争関連では300回以上の出撃を行っている。2000年以降はUSSトルーマンに載ってイラク解放作戦等に参加、この時には1100回以上の任務を御成したと言われる。部隊として最後に搭載されたのは、空母ジョージ・ワシントンでCVW-17に属し"AA"のテールコードを付けている。S-3Bを最後まで運用した飛行隊として2009年1月29日に解散した。(2026年2月 記)
↓ 部隊が最後に載ったUSSジョージ・ワシントン時代のマーキングで、解散直前のCAG機の塗装として各種航空誌でも取り上げられた有名なデザインである。引退後はこの塗装のまま博物館で展示されている。S-3B/Bu.No.159760
↓ 1985年空母ジョン・F・ケネディに搭載されていた頃のマーキングでテールレターはCVW-3の"AC"である。CVW-3には通算30年その傘下にいたので、VS-22=ACのイメージが強い。この時期は水平尾翼のエッジ等も赤で塗られていた。ラックに懸架されているのはMk-82スネークアイ高抵抗爆弾である。S-3A/Bu.No.159731
↓ 1976年USSサラトガに搭載されて最初の航海に出る際のマーキングで、当時はModex600番台を付けていた。テールコード"AC"は、赤いシャドー付、ビューアルナンバーの下2桁がラダーに書かれていた。S-3A/Bu.No.159411
↑ 1978年9月セシルフィールド海軍基地で撮影されたVS-22のS-3A/AC-707。セシルフィールド基地は、大西洋方面でのS-3Aバイキング部隊の巣であった。因みに太平洋方面のS-3A各飛行隊は主にNASノースアイランドを使っていた。
↑ 1978年5月メリーランド州アンドリュース空軍基地をタキシーするVS-22のS-3A/AC-700。翼下のラックにMk-82の訓練爆弾を懸架しているが、同隊の訓練写真には爆弾を懸架しているものが多い。対潜機とは言え魚雷だけでなく通常爆弾の投下訓練も行われていたのである。
Wings
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↑ 1982年9月ドビンス空軍基地の航空ショーに展示されたVS-22のS-3A/AC-711。バイキングのマスコットの貼り方が、3年前の上の写真とは異なるようである。この時期は搭載された空母は、USSジョン・F・ケネディーであった。