VMFAT-101
VMFAT-101は、当初第3海兵航空団の海兵隊戦闘員即応訓練グル―プ(MCCRTG-10) の一部としてスタートした。これは前ページでも既述したようにベトナム戦で消耗するF-4ファントム要員の即席養成プロジェクトであった。基地は当初エルトロ基地にあったが、1970年夏にユマに移動した。何と最初の1969年には6か月でF-4ファントムのパイロットを即製していたのである。このプロジェクトにはVMFAT-101とVMFAT-102の2部隊が存在していたが、ベトナム戦終了後1974年7月にVMFAT-102が解散して、持っていた要員と機材を全てVMFAT-101に集中配備した。その結果同隊は海兵隊最大の戦闘機飛行隊となり、また唯一のファントム訓練部隊であった。いったい同隊に何機ファントムが居たのだろうか・・・後々彼らの写真を何度も見直して 1980年当時少なくとも40数機がユマ基地にいて教育訓練をしていたのが想像できた。大凡であるが、00番から20番くらいまでは最新のF-4Jを使い、20~40番台が古いF-4Nを使用していたようである。それでもベトナム戦終了しておりパイロットの機種転換訓練だけであろうから、戦時に比べ同隊の訓練時間はタイトではなくなって来ていたはずだ。只、アメリカ空軍がF-16Aを戦力化していた中、海兵隊航空の主役は相変わらずF-4N/J/Sであったのも現実で、FA-18Aは1980年に漸く海兵隊に配備が始まった所である。VMFAT-101の役割はまだまだ重かったのかもしれない。
Wings
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(1969~2023)
F-4N/SH-24/Bu.No.153006
F-4N/SH-34/Bu.No.152275
F-4N/SH-37/Bu.No.152222
↑ この機体は元VF-111/NM-205でサンダウナーズで使われていた。
1980年以降のVMFAT-101の機体を何枚かご紹介しよう。↑ 上写真は1981年7月に撮影されたF-4J/SH-00/Bu.No.155818であるが、1980年2月の時と同じ機体である。塗装はオールグレーに変わっているぐらいで、大きな変化はないようだ。
F-4J/SH-16/Bu.No.157254
F-4N/SH-17/Bu.No.157251
↑ 上の3枚は1983年3月にユマで撮影されたものだが、Modex-28に未だN型が残っていたようである。塗装もそのままでテールコードも無い状態から引退間際の様子らしい。その他Modex-20以上の機体は、殆どJ型に更新されていると思われる。
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F-4J/SH-31/Bu.No.153777
F-4J/SH-28/Bu.No.150436
↑ 1982年10月に撮影されたVMFAT-101のF-4J
F-4N/SH-25/Bu.No.152321
↑ 日本とは違い着陸時ドラッグシュートを使用した機体は、ランウェイエンドで外すことなくタキシーラインに入り、そのままエプロンまで引っ張って行った。
F-4N/SH-40/Bu.No.150432
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