↑ 新型ジャミングポッドは、全機に行き渡っているわけではなく、NL-554は従来のAN/ALQ-99を懸架して、ハームのキャプティブ弾を付け飛行訓練を行った。
↑ VAQ-131の3月の訓練ではNL-552/555が新型ポッドを付け、他の機体は従来型で訓練を行っていた。
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私にとって軍用機の写真を撮り始めて49年目に当たる2025年、初めて嘉手納基地の航空祭(アメリカ・フェスト)に行ってみる事にした。これだけ毎年何度も嘉手納基地に来ていて、何と初めてなのである。切っ掛けは昨年の普天間と同じで、時間のある時に今まで出来なかった事に挑戦しようと考えたのと、もしかしてこのVAQ-131のクルーと機体に合えるかもしれないと踏んだからである。運よく彼らの写真も撮る事ができ、フェスト翌日からの5日間、嘉手納基地での外撮りも楽しめた。VAQ-131は、新型のジャミングポッドを付けて訓練もしてくれたので、本項でご紹介したい。(2025年4月 記)
↑ 長いレンズを使って真横から撮るのも良いが、毎回同じ写真になってしまう。時には機体に近づいて、少し見上げる角度で撮ってみよう。FA-18系はそれでも充分魅力的なフォルムを提供してくれる。
↑ 2024年12月に嘉手納展開が始まったVAQ-131も来月で半年が経過する。次に来る予定のVAQ-209と交代するのも直ぐである。
3月に嘉手納展開して、1か月後の4月20日から再度嘉手納へ向かった。梅雨入り前にもう一度行っておきたかったからであるが、何と2か月近く不調で飛ばなかったNL-550がテストフライトした。しかも、着陸の際直前までR/W23-Lで降りる予定が、セスナがR/W-Lをリクエストして承認を受けた為、大回りしてR/W23-Rに降りてきた。タッチダウン直前まで機体は傾いたままで、多少逆光ながら、この機体の左側面を撮る事ができた。
↑ 2025年3月某日 嘉手納基地R/W23-Lで離陸するVAQ-131のEA-18G。この日も4機が飛行したが、もう長い間 隊長機の姿を見ていない。機体が不調のようである。
EA-18Gのジャミング装備の最終形は、片翼にミッドバンド/ローバンドを各1個ずつ、センターにハイバンド1個 合計5個のポッドで全域をカバーする仕様らしい。遠くから見れば燃料タンクが5個付いているようにしか見えないだろうが、壮観であろう。
↑ EA-18Gの翼端についているAN/ALQ-218電波探知装置は、後方で気流の乱れを起こすようで、この日のように湿気の多い日は、装置後方で乱気流が起きているのが見て取れる。
↑ 嘉手納基地でのR/W23の時、23-Rの声が聞こえれば、このシーンが撮れるのでタキシング好きの私にとっては嬉しいのである。
↑ 懸架しているAN/ALQ-249(V)-1はミッドバンド用で、2025年に新たにローバンドの(V)-2が実用化される予定らしい。EA-18Gの方も使える様にする為にはハードポイントの配線工事が必要なようで、事前の改造が必要である為、直ぐに全部隊に行き渡るわけではない。
↑ 嘉手納基地航空祭(アメリカ・フェスト)での展示機は、残念ながら550番ではなかった・・・・どうも550番は機体の調子も悪い様である。しかし展示された555番機が付けていたのは、開発が終わって部隊に配備が始まったばかりの新型ジャミング・ポッドAN/ALQ-249(V)-1であった。AN/ALQ-249は、将来的にはローバンドからハイバンドまで3つのバージョンが開発される予定で、空軍機でも使えるように統合システムが組まれている。ポッドの形状もステルス性を考慮しているらしく、従来の発電機を付けたポッドと違い、内部電源だけで賄えるような省エネタイプである。